園の紹介(はじめまして)

あいさつ

理事長  坂本 洋

理事長  坂本 洋

本園は、1907年(明治40年)に「私立盛岡幼稚園」として幼児教育のともし火をかかげ、盛岡市内丸に岩手県認可第1号の幼稚園誕生となりました。

当時、盛岡市にキリスト教宣教師として赴任されたタッピング師ご一家のご夫人ジュネビーブ・タッピング先生が初代園長となり、ご自宅を開放し創設されました。

以来、百数年の星霜を積み重ねておりますが、往時の創立者の幼児保育理念である、一人ひとりの個性を尊重し、子どもの主体的遊びや表現・労作活動を自然環境に恵まれたなかで伸び伸びと育成する、そして幼稚園での保育や育ちはご家庭との協同の営みである実績を、現在に継承しております。

近年、幼児を取り巻く環境変化が著しく、少子高齢化や価値意識の多様化、核家族化の進行、女性の社会進出等により、平成27年度から子ども・子育て支援新制度が施行され、既に5年を経過しその見直しが検討されております。当園としては、平成19年からの幼保連携型認定こども園を継続し、新制度の中でも幼児期における学校教育の充実振興がその主体で、創立以来の建学の理念を基本として、3歳未満児の養護と教育及び3歳以上の教育・保育を総合的に提供する施設として、安定した運営を堅持しております。

さて、令和元年を迎え待望の幼児教育・保育の無償化が実施されることになりました。この度は、保護者が入園利用料として負担する保育料が無償になります。今後とも次代を担う子ども達の最善の利益を守り、子どもがまんなか理念を充実していく所存です。

これまでお寄せいただいたご支援、ご厚誼に感謝し、今後も変わらぬご指導を賜りますようお願いを申し上げ、ご挨拶といたします。

園 長  坂本 信行

園 長  坂本 信行

本園は、幼稚園という名称ですが、幼保連携型認定こども園です。したがって、0歳(6か月)から就学前の子どもをお預かりします。

運営に当たっては、子育ての第一義的責任は保護者であることをふまえ、保護者との連携を大事にし、園の創立以来からの方針である親と協同の精神で教育・保育に当ります。同時に、地域に支えられてきた幼稚園、建学の精神を大事にしてきた幼稚園を継承してまいります。

しかし、変化の激しい時代で、将来の社会を担う子ども達には知的認知能力も必要ですがそれ以上に非認知能力の育成の必要性が謳われています。従いまして当園では、従来からの幼児教育の要である「遊びが学び」を更に充実させるべく、変革すべきことには進取に取り組み、「不易と流行」を念頭にして運営に努めてまいります。

また、知・徳・体の調和ある人格形成の基礎を培う場として、一人ひとりの発達や個性及び特性に配慮し、きめ細かい教育・保育活動に努めてまいります。更に未就園児の親子に対しても子育て相談や親子の集いを提供します。

幼保連携型認定こども園になって

幼保連携型認定こども園は、小学校就学前の子どもに、幼児期の学校教育と、保育を要する乳児や幼児に対する保育所機能を一体的に提供する施設です。また、地域における全ての子育て家庭を対象に、子育て相談や親子の集い等の活動を行う機能を併せ持つ施設です。したがいまして当園では、生後6か月の乳児から就学前の幼児を預かっています。同時に子育て支援事業として、教育相談や「トトロハウス」と称して未就園児の親子教室を年間30回程度開催しています。詳しくはホームページ 子育て支援事業 の項をご覧ください。

当園で行います教育課程その他の教育及び保育の内容は、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」(内閣府・文科省・厚労省)に従って行います。

当園の利用に当たっては、盛岡市より子どもの認定(※)を受ける必要があります。詳しくは 入園案内 の項を参照してください。

※子どもの認定は次の通りです。
1号認定:満3歳以上で2号認定以外の子。
2号認定:満3歳以上で保護者の就労等で保育が必要な子。
3号認定:満3歳未満で保護者の就労等で保育が必要な子。

認定こども園における教育は

満3歳以上のお子さんに対して、学校(幼稚園)教育が行われます。幼児教育は、生涯にわたる人間形成の基礎を培う重要な役割を担っています。家庭では味わえないいろいろな活動を仲間と一緒に経験する中で、社会性や自立性、主体性を身に付けさせながら、運動機能を高め、様々な事象に対して興味関心を示せるように援助しています。

当園では8時半から午後1時半までが教育の時間です。

認定こども園における保育とは

満3歳未満のお子さん(3号認定)や満3歳以上のお子さんで午後1時半以降の保育が必要なお子さん(2号認定)に対しての保育です。

1号認定のお子さんに対しても午後の保育を希望するお子さんに対しては対応しています。