園長だより

色水遊び

色水遊び      

 二学期が始まった。今、子供たちは色水遊びに挑戦している。材料は、朝顔やオシロイバナである。そんなことを予想して園では毎年観察園にはオシロイバナが植えられている。これは前の年に黒い種子を採り、春にちょうど各クラスが観察園を始める5月の中旬頃に種をまく。毎年ほとんど失敗しないで栽培でき簡単に育てることができる。花の色は赤、黄、桃、白が一般的で、たまに色の混じった物も見られる。

 色水は、ビニール袋に水を入れ、それに花を入れてもむだけである。オシロイバナは次から次へとたくさんの花をつけるので朝顔と違って多くの子どもたちの求めに対応できる。一日花で、下に落ちた花も色水には使える。子どもたちは「夜に咲くんだよ」と私に教えてくける。日中はしぼんでいて、子どもたちが帰る夕方から咲き始める。黒い種子には毒があるので口に入れないように話す。

                                                               令和3年9月3日 坂本信行