園長だより

くねくねして動いていた

くねくね動いていた    

 中津川にサケが遡上してきた。Aクラスはその様子を観察するために14日散歩に出かけた。戻ってきた子どもたちに聞いてみた。全員が「見た!、見た!」と言ってうれしそうだった。ある子が、「くねくねして動いていた」と身体を動かしてその様子を教えてくれた。前日の13日園内研修があった。今回のテーマは、10の姿のうちの「自然との関わり・生命尊重」と「豊かな感性と表現」であった。各クラス担任が子どもたちとのふれあいから一つの事例をそれぞれ紹介しあった。時間の関係で、0歳、1歳、2歳児の事例で終わった。3歳以上の事例は次回に持ち越した。「トンボ」や「あり」と直接ふれあった体験からの子どもの学びであった。まさしく今求められているアクティブラーニングである。豊かな感性とは気づく力、考える力、感じる力を子どもなりの表現で表すことである。身体をくねくね動かして表す身体表現も幼児期の特徴である。このような力を大人はどうかかわって伸ばしてあげるかである。

令和3年10月15日 坂本信行