園長だより

作品展

子どもの作品を観る   

 作品展を観た。鑑賞する際、私が気を付けているのは、集団で展示しているので、うわべだけの鑑賞にならないようにしている。それは、子供が何に心を動かされているか、その子供の立場になって推し量り、作品から読み取ることに努めている。

例えば、今回のAクラスは、「夢いっぱい 遊園地みたいな幼稚園」のテーマで取り組んでいた。子どもたちがクループに分かれて、自分たちで考えた楽しくなるような幼稚園づくりに取り組んでいた。その作品に添えられた担任の解説を読むと子どもたちの思いがより深く推し量ることができる。子どもたちの夢いっぱいのアイディアや造りながら改良していく過程や工夫がわかる。

実は、この一連の作業が子どもたちの学びである。担任のグループ毎に対するコメントも適切で、子どもたちの良さを見つけている。

令和3年10月29日 坂本信行