園長だより

動と静

動と静の活動・お祈り  

  園児の活動には「動と静」が必要である。「動」とは、走ったり跳んだりして全身を動かしながら声を出して思いっきり遊ぶことである。友達と一緒になって遊ぶこともよい。日中の園児の活動は、「動」が主であると思っているが、しかしそれだけでは足りない。「静」の活動も必要である。お昼寝もそうだが、みんなで集まって生活を振り返ったり、読み聞かせを聴いたりする「静」の活動も大事である。

  「静」の活動で、当園で最も効果があるのは、「お祈り」と私は思っている。「お祈り」は、担任が子どもたちの前で、今日も元気に登園できたことに感謝し、病気で休んでいるお友達がいれば早く良くなるように願い、友達と仲良く安全に暮らすことなどを願う担任の思いや願いを静かに語りかけている。一方、園児は手を組み胸に当てて目をつむり担任の話かけに耳を傾け想像しながら聴いている。その姿は、「静」の活動としてピッタリであると思っている。

 令和4年2月18日  園長 坂本信行