しつけは、あせらず、あきらめず
2023年08月25日
しつけは、あせらず、あきらめず、明るく、温かく
5月に実施した子どもたちの就寝時間等の生活実態調査結果はすでに保護者にお知らせしたが、この度再度結果を見直した。
自由記述欄に47名の方からの記述があったことは、幼稚園の呼びかけに対し、保護者が子どもの生活リズムの確立に向け関心を持ち取り組んでいるととらえたい。保護者に感謝しなければならない。
記述内容は、もう少し早く寝かせたいが子どもが遊びたがり難しい、親の帰りが遅く親を待っている、寝付くまで時間がかかる等、取り組みの苦労が書かれていた。この種のしつけは、一回の指示で望ましい行動を取れるようになることはまずありません。何回も何回も、同じことを繰り返し、「あせらず、あきらめず」、長い目で少しずつ望ましい行動に導くことが肝要です。そしてそれができるには、家庭の安定と子どもが親に好かれているということが感得できるような「明るく、温かい」家庭の雰囲気が大事です。しつけは、「あせらず、あきらめず、明るく、温かく」です。私は、これを頭に「あ」のつく四つのことばなので、「あ四の取り組み」と呼んでいます。これは、「足」を使った(体を使った)取り組みで、口先だけの取り組みではなく行動を伴った取り組みを意味しています。
令和5年8月25日 園長坂本信行