園長だより

体験の大事さ

体験の大事さ   

 Aクラスの描いたさつまいもの絵を見た。太く大きいものや細長いもの、曲がりくねったもの、ごつごつしたものなどが画用紙いっぱいに描かれていた。自分の手を使ってさつまいもを掘り、実物に触った時の感触が表現されていて、掘った時の歓声が同時に私の頭によみがえった。

体験をただ行っただけでは物足りない。やりっぱなしではなく、その感激を仲間と共有しあうことが学びにつながる。ごつごつしている、重いなどのことばや今回のようにさつまいもの実物をみて絵に表すことが大事である。この経験が小学校に行ってからの生き生きとした作文等につながるものと信じている。実体験がいかに大事かを改めて認識した。アクティブラーニングである。

 令和5年10月27日 園長 坂本信行