観劇で感じられた 育まれてきている感受性
2025年02月03日
人形劇の鑑賞会が先週ありました。子どもたちに「人形劇を通して、ダイナミックな表現を体感し、笑ったり、驚いたり、様々な感情を経験することで、子どもの感受性を育む機会とする」というねらいをもっての観劇でした。
二つの出し物に子どもたちがどんな反応を示してくれるのか関心を持ちながら見ていました。クイズを取り入れた一つ目の演目は参加型であり、団員の豊かな演技力と感情表現に圧倒され、その一挙手一投足に、大きな歓声をあげ身体全体で楽しさや嬉しさなどを表しながら観劇する「いちごクラス」から「Aクラス」までの子どもたちでした。劇中のクイズはどのクラスの子にも解答する機会が与えられ、正解を告げら満面の笑みを浮かべ誇らしげに自席へもどる姿が印象的でした。次の演目は人形劇、小坊主の動きや会話の楽しさから大笑いしていたものの、やまんばの登場、臨場感と迫力のある声に引き込まれ怖い思いをする子もいつつ、子どもたちの心をしっかりとつかみ、人形劇の世界に思いっきり浸らせてくれました。 アッという間に終演時刻を迎えた1時間でした。
観劇のねらいの後段に「観劇をきっかけに、友達や家族と会話を広げたり、遊びで再現したりして豊かな学びにつなげていく。」という一文があります。
幼稚園では、3日の今日、豆まき会がありBクラスは鬼役となりA・Cクラスをまわり、観劇での経験を活かしました。2月の予定にはB・Cクラスの劇遊びも企画されています。楽しみです。
令和7年2月3日 園長 津川哲二