園長だより

子どもたちも先生も運動会モード全開です

子どもたちにとっても保護者の方にとっても大きなイベントである運動会。

種目も かけっこ、表現(ダンス)、親子競技、団体競技、リレー等々と数多く、出場する楽しみも多いうえに家族の声援を直に感じ、高揚した気持ちを家族と共有できることも運動会の大きな意義となります。いよいよ明後日です。

9月初めから園庭でもホールでも各クラスとも様々な種目の練習に打ち込んでいます。

かけっこ 一つを見ても、ゴールテープを人より少しでも先に切りたい思いでスタートラインに立つ学年もあれば、かけっこ そのものが初めてで「競いあう」以前に先生の後についてゴールまで走ることを学ぶのが第一歩の学年までと幼少期の子どもたちが成長していく姿の一端を映し出してくれる練習風景です。

幼稚園最後の運動会となる年長のAクラスの子どもたちの活躍には今年も期待です。

先輩から引き継いできた「運動会は自分たちも運営する側としての仕事を担うのだ。」という思いを持っての参加となります。開会式の入場時のプラカード係、開会宣言、準備体操、応援団、そして、閉会式での閉会宣言と大切な役割を果たすべく練習にも余念がありません。

伝統的に引き継いでいる「マット取り」の種目では、どうやって勝ち点をあげるか、スタート前に陣営内で「集まって~」と声をあげ、その後小声で作戦会議。仲間と協議してより良い方法を生み出そうとする姿にも成長を感じます。バルーンも大きな気球にするために気持ちをそろえ動きを統一することが大切だということも練習の中で身に着けていました。  

小学校に進んでも、この運動会での経験と学びは日々の学校生活に生かされていきます。

Bクラスの子どもたちも、そしてCクラスの子どもたちもそんな先輩の練習風景と運動会での活躍場面をしっかり目に焼き付け「Aクラスになったら自分たちも」との思いを持ちながら声援を送ります。

一つまた一つと成長の階段を上っていく子どもたちです。

 

 

 

令和7年9月18日  園長  津 川 哲 二