新年度スタート
2021年04月02日
新年度もよろしく
新年度が4月1日スタートし、新しい園児も登園してきた。例年の事ではあるが、この時期は園児にとってストレスが積もる。大好きな母親から離れ、継続の園児にとっても保育室や担任が変わっているので当然だと思う。
とうとう盛岡の教育・保育施設で新型コロナ感染症のクラスターが発生した。報道によると31日から休園しているようだ。施設名はわからないが、職員、園児、保護者が感染している。どうしてクラスターになったかわからない。報道ではマスクはしているようだし、予防対策は行っているようだ。しかし、クラスターになった。ただごとではない。今までの感染予防対策ではたして防げるのか不安である。学校薬剤師の宮手さんによるととにかく換気を徹底してほしいとのことであった。
園庭での子供たちの元気な遊びを見ていると癒される。感染予防で効果的な対応ではなかろうか。今年度もよろしくお願いします。
ご支援に感謝
2021年03月18日
一年間のご支援に感謝します
今年度最後のwebによる園長からの発信です。この一年は、コロナ感染症のため子どもたちにも保護者にも予防対策に努めていただきました。ご協力に感謝いたします。もちろん職員もいろいろな対応策を検討し、実施しました。職員にも頑張っていただいています。
第113回卒業式も昨日無事に終わりました。参加者は事前の健康観察や点検項目にチェックをし、更に予防対策をとって参加していただきました。現状では、令和3年度も引き続き慎重な行動をとらなければならないようです。早くコロナの収束が図られ、保護者の出入りも制限を少なくしていきたいものです。
園庭に雪がなくなったと思ったら、山茱萸の芽が急に膨らんできました。桜の開花のニュースもあちらこちらから聞かれるようになってきました。一年間のご支援に感謝します。
令和3年3月18日 園長 坂本信行
ひしもち
2021年02月26日
ひしもち
幼稚園にひな人形が飾られる季節になった。誕生会でひな飾りの「菱餅」について模型を見せながら話した。子どもが病気や事故にならないように、健やかな成長の願いが込められたお菓子であると話した。併せて、ひし形の形についてふれた。このひし形は、「ヒシの実」の形からきている。ヒシの実について職員何人かに尋ねたが、知らなかった。私が小学生の頃、池に行ってこのヒシの実を採って遊んだ記憶がある。両方のとげが堅く鋭くそれが遊び道具となった。ネットで調べたら、両端のとげが悪い病気を防ぐという意味があり、菱餅に入れて食べたそうである。しかし、私はいまだ食べた記憶はない。私にとってのヒシの実は遊び道具で友達に見せびらかすものだった。堅いからで子どもの歯では砕けない。ツノハシバミは見つけると喜んで食べたのだが…。
令和3年2月26日 園長 坂本信行
おとのはなびら
2021年02月12日
おとのはなびら
今日(2月3日)は、朝から子どもたちの楽しい情報をたくさんいただいた。昨日が節分で今日が立春なので、なんか急に日差しが強くなったみたいで、私の心を明るくしてくれた。
その1、朝に幼稚園に来たら、玄関で「鮭の赤ちゃんが隅でぐちゃぐちゃいる」と教えてくれた。「どれどれ」と言って水槽を覗いたら隅で頭を寄せ合っていた。「よく見たね」と言ったら「うん」と明るい返事をいただいた。「ぐちゃぐちゃ」の表現がうれしかった。
その2、卒園生から次のようなお手紙をいただいた。
おとのはなびら
ピアノのおとにいろがついたらポロン
ピアノがなるたびにポロン
ピアノがなるたびにおとのはなびら
へやにあふれて にわにあふれて
おとのかだんを、つくるかしら
あたたかい心があふれている詩で、それが立春にいただいたのでなおさら私にも春の花びらがあふれてきた。そして、彼のいつも目を細めてにこにこしている姿が目に浮かんできた。すぐに返事を書いた。
その3、「園長先生と話をしたい」と言って職員室に入ってきた。「今日お母さんと来た」と言ってほほえんでいる。きっと楽しいことがあったのだろう。たったそれだけの話であったが、にこにこしてもどっていった。
令和3年2月12日 園長 坂本信行