園長だより

子どもをとりまく環境

子どもをとりまく環境   

 9月4日の岩手日報に「日本の子幸福度最低水準」という見出しで記事が掲載された。ユニセフ38カ国の調査で、その記事内容にショックを受けた。日本の子どもたちは身体的健康や経済的には恵まれているが、学校でのいじめや家庭内の不和などの理由で幸福度を感じていない子が多いという実態が報じられていた。

はぐ便り

 毎月、盛岡市家庭教育情報通信「はぐ便り」が届く。9月号に、「『弧育て』ってご存じですか?」という記事が記載されていた。「母子手帳」ならぬ「祖父母手帳」があることを知った。祖父母手帳の一部を紹介していた。「はぐ便り」は、本園の掲示板に拡大したものを掲示していますのでご覧ください。

令和2年9月25日 園長 坂本信行 

アゲハチョウのその後

アゲハの幼虫その後     

 幼虫は8月22日(土)か23日(日)にさなぎになったので9月4日か5日ごろに羽化するものと予想していたが、9月2日、朝、窓のさんで「さなぎ」になった一匹が体の色が変化し始め、網をかぶせた。9時ごろ覗いたら、めでたく羽化していて、早速、写真に撮った。そして「あげはちょうの一生」として卵から成虫になるまでを編集し、掲示した。飼育箱であまりにも羽をばたつかせるので、後ろ羽が破けかわいそうなので、4日金曜日子どもたちとベランダからさようならをした。元気よく飛び立った。  令和2年9月11日 園長 坂本信行

    

園長8月

 アゲハ蝶の幼虫   

教会会員の中屋様からアゲハチョウの卵1個と幼虫2匹をミカンの樹と一緒にいただいた。ミカンの樹は、鉢に植えてあったので蝶がふ化したらお返しする。

 幼虫の食欲は旺盛である。次から次へと葉を食べる。葉の主脈だけを残してきれいに食べる。よく食べるものだから、出すフンの量も半端じゃない。黒い粒粒があたり一面に落ちている。朝にきれいに掃除するのだが、昼にはまた落ちている。子どもたちは、はじめは幼虫に興味を示すが、ふんに気が付くとふんのことで友達との話は盛り上がる。話はどんどん膨らんで自分たちのうんこの話に発展し落ち着く。そして現在はさなぎになっていて、子どもたちはいつ羽化するか興味をもって観察している。令和2年8月28日 園長 坂本信行

 

3密

新型コロナウイルス感染症予防に対応した持続的な学校運営の在り方に関するガイドラインの通知を受けた。感染症再発防止として手洗いや咳エチケット、換気に加え、感染拡大のリスクが高い「3つの密を徹底的に避けるために、身体的距離の確保といった「新しい生活様式」が求められている。3密を避けることは以前からも求められていたが、幼稚園での子どもたちの活動実態からすれば、密閉には対応できるが、密接、密集の対応は難しい。特に3歳以上児の園児は友達と関わって遊ぶことが学びだからである。したがって、とにかく園にウイルスを持ち込まないようにすることに主眼を置き、保護者の健康観察や外部の人は園舎内に入らないように対応してきた。保護者にもご理解とご協力をいただいき、感謝している。未就園児の親子教室「トトロ」を7月8日から制限を加えて再開することにした。
園長 坂本信行