令和7年度のスタート
2025年04月17日
4月を迎え、盛岡幼稚園に春の到来を告げる園庭のサンシュユの木の黄色い花が咲いている中で保育部入園を祝う会、一学期始業式、入園式と行事が進みました。つぼみクラスからAクラスまでの128名の一年間のスタートです。家族から初めて離れ幼稚園に入園した子どもたちにとっては緊張と不安がともなう日々でもあります。また、進級によって保育室や担任の先生が変わった子どもたちも若干の不安と大きな期待をもっての4月となっています。
園では子どもたちの様々な思いを受け止めつつ、園生活に早く溶け込め、元気に過ごしていけるよう努めています。ご家庭での励まし応援もお願いいたします。
ここ何日か天候に恵まれない日が続き、園内生活が続いていましたが、17日の今日は久しぶりに天候にも恵まれ、裁判所の石割桜も今が見ごろということもあり、子どもたちは喜び勇んで散歩に出かけ、春を思いっきり感じ、嬉しさいっぱいの笑顔で戻ってきました。
これから、日ごとにあたたかさが増します。今、給食を食べ終えた子ども達が園庭に飛び出していきました。ボールを蹴ったり走り回ったりしています。地面や花壇をのぞき込んで探索活動をしている子もいます。笑顔で群れたり離れたり、声を掛け合いながら思い思いに遊んでいます。
会話が弾み、仲間が増え、遊びの幅が広がったりと、子どもたちの新しい世界が今年も大きく膨らんでいきます。
子どもたちのこれからの成長が楽しみです。
令和7年4月17日 園長 津川哲二
この一年間のご支援、ご協力に感謝いたします
2025年03月19日
第117回卒業式が過日行われ、その前日には修業式が行われました。
真剣な眼差しを向けつつ園生活が終わる事の寂しさを表情に浮かべて証書を受け取る29名の卒園生。
もうすぐ、一つ上のクラスに進み、先輩お兄さんお姉さんが行っていた行事に挑戦できるぞという期待感溢れた表情で式に参加するB ・Cクラスの子どもたち。
そんな姿を見ていると、この一年間の子どもたちの姿が思いだされました。
園庭で仲間と走り回ったり、地面をのぞきこんで目を輝かせたり、作品作り、歌、劇などの表現活動に夢中になったりしている姿が目に浮かんできました。様々な遊び、活動、仲間との語らいがあっての卒業式、修業式に参加している子どもたちの姿や表情なのだと改めて感じているところです。
この一年間、子どもたちが元気よく登園し、意欲的に活動に取り組み、健やかに成長できたこと、様々報道された感染症等も大きな拡がりもなく過ごせたこと、ひとえに保護者の皆様のご支援ご協力の賜物と感謝申し上げます。ありがとございました。
ここ数日、雪模様の日もあり春が足踏みしてるようにも感じましたが、園庭のサンシュユという木の花芽は確実に膨らんでおり、黄色い花を咲かせる春はすぐそこまできていました。
今年度のご支援、ご協力に改めて感謝いたしますとともに、新年度もどうぞよろしくお願いいたします。
令和7年3月19日 園長 津川哲二
年度末の子どもたち まとめの活動を進めています
2025年02月25日
3月も直ぐそこ。 幼稚園の子どもたちの1年間も一つの区切りを迎えます。各クラスは年齢に応じて、この1年間の同じクラスの子どもたちと、そして他のクラスの子どもたちと一緒に元気に遊び学んだことを振り返っています。
2月までの日々の生活、そして様々な行事で活躍する姿を通して子どもたちの成長を実感することができました。
Aクラス29名の子どもたちはもうすぐ卒園です。10校を超える小学校にそれぞれ大きな希望を抱いて羽ばたいていきます。盛岡幼稚園で過ごす残り少ない日々ですが、成長した姿とお世話になった方々への感謝の思いを示すべく、クラスの仲間とともに色々な行事に今、一生懸命取り組んでいます。盛岡幼稚園のお兄さんお姉さんとしての活躍をもう少し見ていきたいと思います。
私たち職員も子どもたち同様、1年間の子どもたちの成長と教育・保育の有り様を振りかえり、反省を加え来年度に向けて準備を進めているところです。1月に理事長が職員に示した令和7年度の盛岡幼稚園運営方針は理事会・評議員会で承認されましたので、それを受けて、国が推進している「こども未来戦略」に盛り込まれている様々な制度等にも注意と関心を払いながら新年度の計画立案を行っているところです。
令和7年2月25日 園長 津川哲二
観劇で感じられた 育まれてきている感受性
2025年02月03日
人形劇の鑑賞会が先週ありました。子どもたちに「人形劇を通して、ダイナミックな表現を体感し、笑ったり、驚いたり、様々な感情を経験することで、子どもの感受性を育む機会とする」というねらいをもっての観劇でした。
二つの出し物に子どもたちがどんな反応を示してくれるのか関心を持ちながら見ていました。クイズを取り入れた一つ目の演目は参加型であり、団員の豊かな演技力と感情表現に圧倒され、その一挙手一投足に、大きな歓声をあげ身体全体で楽しさや嬉しさなどを表しながら観劇する「いちごクラス」から「Aクラス」までの子どもたちでした。劇中のクイズはどのクラスの子にも解答する機会が与えられ、正解を告げら満面の笑みを浮かべ誇らしげに自席へもどる姿が印象的でした。次の演目は人形劇、小坊主の動きや会話の楽しさから大笑いしていたものの、やまんばの登場、臨場感と迫力のある声に引き込まれ怖い思いをする子もいつつ、子どもたちの心をしっかりとつかみ、人形劇の世界に思いっきり浸らせてくれました。 アッという間に終演時刻を迎えた1時間でした。
観劇のねらいの後段に「観劇をきっかけに、友達や家族と会話を広げたり、遊びで再現したりして豊かな学びにつなげていく。」という一文があります。
幼稚園では、3日の今日、豆まき会がありBクラスは鬼役となりA・Cクラスをまわり、観劇での経験を活かしました。2月の予定にはB・Cクラスの劇遊びも企画されています。楽しみです。
令和7年2月3日 園長 津川哲二