色水遊び
2021年09月03日
色水遊び
二学期が始まった。今、子供たちは色水遊びに挑戦している。材料は、朝顔やオシロイバナである。そんなことを予想して園では毎年観察園にはオシロイバナが植えられている。これは前の年に黒い種子を採り、春にちょうど各クラスが観察園を始める5月の中旬頃に種をまく。毎年ほとんど失敗しないで栽培でき簡単に育てることができる。花の色は赤、黄、桃、白が一般的で、たまに色の混じった物も見られる。
色水は、ビニール袋に水を入れ、それに花を入れてもむだけである。オシロイバナは次から次へとたくさんの花をつけるので朝顔と違って多くの子どもたちの求めに対応できる。一日花で、下に落ちた花も色水には使える。子どもたちは「夜に咲くんだよ」と私に教えてくける。日中はしぼんでいて、子どもたちが帰る夕方から咲き始める。黒い種子には毒があるので口に入れないように話す。
令和3年9月3日 坂本信行
園児の遊び
2021年08月11日
子どもたちの遊び
オリンピックが終了した。次はパラリンピックである。ところで、子どもたちの遊びに、今年はオリンピック遊びが見られない。職員に聞いても、まだ見られないという。それだけ今回のオリンピックは一般国民に関心が薄かったのであろうか。同じように、今年はさんさ踊りのまねごとも園内では見られない。さんさ踊りがあった年は園内中どの学年も太鼓のリズムが響きわたって踊っている姿が見られたが、今年はそれがない。太鼓も服装も自分たちで工夫して造るので、それを見るのが私にとっては楽しみに一つであった。
夏休みといっても、本園は認定こども園なので毎日多くの園児が通っている。
令和3年8月11日 園長 坂本信行
早寝早起きの習慣を
2021年07月21日
大脳の働きから早寝早起きの習慣を
全日本私立幼稚園のPTA新聞7月号に「夏を上手に過ごすと体も頭もすくすく」と題して、朝の光と早起き習慣、朝ごはんと学力、成長ホルモンの分泌と早寝習慣について、國學院大学鈴木みゆき教授が執筆されていた。近年の大脳の研究成果からの裏付で、興味深く読ませていただいた。このPTA新聞は、本園では「ふたば会」の会費の関係から、3歳以上児の保護者に配布しているが、生活習慣を形成する大事な時期である3歳未満児の保護者にも読んでいただきたい情報である。大人の生活は「夜型」に進行しているが、乳幼児にとって夜型は悪影響がありふさわしくない。
一学期が終了した。一号園児は少ないが、明日から夏休みである。PTA新聞には夏休みを大脳の「感性」に関わる部分(大脳辺縁系)を豊かにということも書かれている。
令和3年7月21日 坂本信行
未就園児の親子教室
2021年07月09日
未就園児親子教室トトロ
コロナ感染症は収束していないが、今年度は4月から未就園児の親子教室を計画通り週1回のペースで開催している。昨年度は感染症予防のため7月から開催した。もちろん予防対策を講じて参加人数も6組と制限しての開催である。今年度はそれを継続して4月から開催して、毎回親子は楽しんで参加しているようだ。早く以前のように参加人数を制限しないで開催できるといい。
この親子教室は、現在の社会情勢下では意義は大きい。昔と違って核家族化が進行し、地域で気軽に話ができるような友人も少ない。そのため子育てが孤立化し、子育てについて不安感や負担感を感じている親も増えているという。
当園では、平成11年から「トトロハウス」と名前を付けて年間30回程度(昨年度は22回)実施している。
令和3年7月9日 坂本信行