園長だより

環境検査

学校薬剤師の環境検査 

 学校薬剤師による環境検査を1月にやっていただきました。当園では夏と冬の年2回お願いしています。夏の検査は、照度、騒音、湿度、二酸化炭素濃度、給食管理、プールの水質検査を行っていただきましたが、冬の検査はそれらに各保育室の換気の状態や二酸化炭素濃度を特に調べていただきました。検査結果は特に指摘されることはなかったのですが、コロナ感染症だけではなくノロウイルスも増えてきているので、水は冷たいのですが手洗いを続けるよう助言を受けました。1月末に理事会と評議員会がありました。役員からコロナ感染症予防について感想や意見が述べられました。

令和4年2月10日  園長 坂本信行

コロナ感染症予防

感染症予防  

 コロナ感染症が岩手でも急激に増え、昨日は139人と今までの最多となったという報道であった。岩手県でも非常事態宣言が発出され、私たちに慎重なる行動が求められた。本日は、誕生会があり、子どもたちに話す機会があった。子どもたちにコロナにかからないようにどんなことに気を付けているか尋ねたところ、「手洗い、うがい、マスク」と答えてくれた。どうして手洗いをやるのかその意義付けをはかった。目に見えないコロナウイルスを身体に入れないようにするためで、うがいもマスクも同じ意味であることを話した。先生方も毎日皆さんの使った遊具を消毒して、皆さんがいつもニコニコ幼稚園生活が送れるように頑張っていることを話した。

 先日行ったアンケート調査では、コロナ対応で子どもの生活習慣で77%の保護者が「手洗いが増えた」と回答している。家庭でもご協力いただいていることに感謝したい。

       令和4年1月28日 園長 坂本信行

冬至かぼちゃ

小豆かぼちゃ     

 今日は二学期の終業式でした。二学期の運動会はコロナの関係で縮小して園庭で、保育部、幼稚園部別々に行いました。ふたば祭りは中止し、作品展のみ行いました。コロナが落ち着いてきた12月は、中止していた保護者面談を行いました。

 今日は冬至です。冬至にはかぼちゃを食べる風習があり、今日の給食には、「小豆かぼちゃ」が出されました。寒い冬で風邪をひかないようにビタミンAやカロチンなどの栄養のあるカボチャを食べるのだという。赤い色の小豆は魔除けの意味があるという。給食担当より提供された「食育だより」では、冬至に「ん」の付く物を食べるとこれから昼の長さが少しずつ長くなる日に「運」がつくのだという。かぼちゃは「なんきん」とも呼ばれている。レンコン、ニンジンなども食べて「運」を呼び込みたい。

栄養士さんは献立に行事食を取り入れてくださる。感謝。

  令和3年12月22日 園長 坂本信行 

ページェント

聖誕劇   

 12月になり、Aクラスの聖誕劇の練習が始まった。Aクラスの子にとっては盛岡幼稚園で学んだまとめの発表である。恒例の行事になっているので、ストーリーも舞台構成も衣装もセリフも登場人物も毎年同じである。役の人数はその年のAクラスの人数によって変わる。当園の聖誕劇はクリスマスの讃美歌を含めた音楽劇である。聖誕劇というのは、イエス・キリストが生まれる時の劇で、ストーリーは聖書に基づいている。マリア、ヨセフ、天使、羊使い、宿屋、三人の博士、ローマの兵隊、聖歌隊の役があり、それぞれが大切な役を担っている。

 この聖誕劇をクリスマス・ページェントと呼んでいるが、日本ではページェントをクリスマス時期に行う光のイルミネーションのことを指すことが多いので、ページェントをイルミネーションと誤解している人が多い。正しくはイエス・キリストが生まれる「聖誕劇・降誕劇」のことなそうである。

令和3年12月10日 坂本信行