こいのぼり
2022年04月22日
こいのぼり
4月18日は週明けだったが園務日誌には、「泣いて登園する子はいなかった」との記述があった。そして翌19日は欠席者が4名と少なかった。やっと新入園児も落ち着いてきたのかとうれしくなる。
子どもにとっては親が一番です。「お母さんがいい」と泣く子にとって、私たち職員は親にはかないません。親から離れるのは不安が伴います。親にしがみついたり、泣いて訴えたりしているのは当然です。私達はその個々の気持ちを受け止めながら、子ども自身が幼稚園は安心できる、楽しい場所であるということを肌で感じとれるような対応に努めていきたい。
園庭にこいのぼりがあがった。子どもたちの歓喜の声が響く。こいのぼりは、寒い冬から一気に温かい気持ちへと増幅してくれる。園庭の黄金色の山茱萸と枝いっぱいの淡い姫木蓮の花がさえ、子どもの喜びとともに気持ちがいい。こんな園の雰囲気が子どもを健やかに育む基盤になる。
令和4年4月22日 園長 坂本信行
115回入園式
2022年04月08日
115回入園式
コロナ禍の中で、115回めの入園式を行うことができた。園児には、ホール前面に掲げている園訓「常に喜ぶべし・いつもにこにこ」を確認し、それを目指して、「早寝早起き朝ごはん」と「あいさつ」を頑張りましょうと話した。
保護者には、あいさつは子どもは自分からはできません。教えなければできるようにはなりません。それには家庭や幼稚園の雰囲気が大事で、あいさつのある雰囲気が子どもを育てること、それに加えて、園訓「常に喜ぶべし・いつもにこにこ」について、子どもが幸せだからにこにこになることもありますが、実は周りの人である私たち職員や保護者のにこにこが、子どものにこにこに反映されることが大脳の研究から証明されていることを話した。このように子育てには、私たち幼稚園と子どもをとりまく雰囲気が大事で、大人とりわけ保護者との共同の取り組みが求められていることを話した。
令和4年4月8日 園長 坂本信行
新年度スタート
2022年04月01日
新年度のスタート
4月1日、今日は昨日の続きだけれどもことのほか新しい朝である。心が引き締まるすがすがしい朝である。新年度がスタートする。少子化が影響しているのか例年にないくらい園児数が少ない。市内の幼稚園の様子についても同様の傾向が見られるようだ。この少子化の影響は見方を変えると好都合である。例えば、3歳児クラスの定員が1クラス35人で、これは普段から多いと思っていたからである。20人程度が手ごろである。当園は、3歳児クラスは2クラスにして、できるだけ少人数にして個に配慮した教育・保育活動に心がけようとしている。
先日、学校関係者評価委員会と苦情解決第三者委員会を開催し、昨年度の一年間の事業を説明報告し、委員から評価をいただいた。その様子については、後日ホームページの事業執行報告に掲載する予定である。
今年度もコロナウイルス感染症予防のための対応を行いながらそして保護者のご支援をいただきながらのスタートである。
令和4年4月1日 盛岡幼稚園長
お祈りについて
2022年03月04日
お祈りについて
利用者アンケートで、盛岡幼稚園での活動でよいと思われることを13項目の中から3個選択していただいた。その結果、「お祈り」が61%で13項目の中で最も低かった。学年が進むにしたがって高くなる傾向があったがお祈りの意義や良さを御父母にPRする必要があると感じた。
そんなことがあって、前回お祈りの効用について書いた。先生の話を園児は気持ちを落ち着け、想像しながら聴くという経験は、園児にとって非常に大事だと思っている。どうしても園児は自己中心的な考え方になる傾向が見られる。しかしそれは発達からみて自然であるが、そんな中で他人を思い浮かべたり、全体を思い浮かべたりすることは成長の上で必要なことである。
また、最近の子どもたちは「聴く」という態度がおろそかになっていないかという懸念が話題になっている。
令和4年3月4日 園長 坂本信行