お祈りについて
2022年03月04日
お祈りについて
利用者アンケートで、盛岡幼稚園での活動でよいと思われることを13項目の中から3個選択していただいた。その結果、「お祈り」が61%で13項目の中で最も低かった。学年が進むにしたがって高くなる傾向があったがお祈りの意義や良さを御父母にPRする必要があると感じた。
そんなことがあって、前回お祈りの効用について書いた。先生の話を園児は気持ちを落ち着け、想像しながら聴くという経験は、園児にとって非常に大事だと思っている。どうしても園児は自己中心的な考え方になる傾向が見られる。しかしそれは発達からみて自然であるが、そんな中で他人を思い浮かべたり、全体を思い浮かべたりすることは成長の上で必要なことである。
また、最近の子どもたちは「聴く」という態度がおろそかになっていないかという懸念が話題になっている。
令和4年3月4日 園長 坂本信行
動と静
2022年02月21日
動と静の活動・お祈り
園児の活動には「動と静」が必要である。「動」とは、走ったり跳んだりして全身を動かしながら声を出して思いっきり遊ぶことである。友達と一緒になって遊ぶこともよい。日中の園児の活動は、「動」が主であると思っているが、しかしそれだけでは足りない。「静」の活動も必要である。お昼寝もそうだが、みんなで集まって生活を振り返ったり、読み聞かせを聴いたりする「静」の活動も大事である。
「静」の活動で、当園で最も効果があるのは、「お祈り」と私は思っている。「お祈り」は、担任が子どもたちの前で、今日も元気に登園できたことに感謝し、病気で休んでいるお友達がいれば早く良くなるように願い、友達と仲良く安全に暮らすことなどを願う担任の思いや願いを静かに語りかけている。一方、園児は手を組み胸に当てて目をつむり担任の話かけに耳を傾け想像しながら聴いている。その姿は、「静」の活動としてピッタリであると思っている。
令和4年2月18日 園長 坂本信行
環境検査
2022年02月10日
学校薬剤師の環境検査
学校薬剤師による環境検査を1月にやっていただきました。当園では夏と冬の年2回お願いしています。夏の検査は、照度、騒音、湿度、二酸化炭素濃度、給食管理、プールの水質検査を行っていただきましたが、冬の検査はそれらに各保育室の換気の状態や二酸化炭素濃度を特に調べていただきました。検査結果は特に指摘されることはなかったのですが、コロナ感染症だけではなくノロウイルスも増えてきているので、水は冷たいのですが手洗いを続けるよう助言を受けました。1月末に理事会と評議員会がありました。役員からコロナ感染症予防について感想や意見が述べられました。
令和4年2月10日 園長 坂本信行
コロナ感染症予防
2022年01月28日
感染症予防
コロナ感染症が岩手でも急激に増え、昨日は139人と今までの最多となったという報道であった。岩手県でも非常事態宣言が発出され、私たちに慎重なる行動が求められた。本日は、誕生会があり、子どもたちに話す機会があった。子どもたちにコロナにかからないようにどんなことに気を付けているか尋ねたところ、「手洗い、うがい、マスク」と答えてくれた。どうして手洗いをやるのかその意義付けをはかった。目に見えないコロナウイルスを身体に入れないようにするためで、うがいもマスクも同じ意味であることを話した。先生方も毎日皆さんの使った遊具を消毒して、皆さんがいつもニコニコ幼稚園生活が送れるように頑張っていることを話した。
先日行ったアンケート調査では、コロナ対応で子どもの生活習慣で77%の保護者が「手洗いが増えた」と回答している。家庭でもご協力いただいていることに感謝したい。
令和4年1月28日 園長 坂本信行