園長だより

運動会終了

運動会と10の姿   (R5-12号)

 運動会が終わった。当日朝の天候が雨との予報で、前日午後3時に仁王小学校体育館で行うことに判断し、Web通信で全家庭に連絡した。当日は小学生レースを中止とし、それ以外の種目は予定通り行った。広い場所をイメージしての練習を見ていた私にとっては、少しダイナミックさに欠けているようにも感じたが、子どもたちの表情は保護者に観ていただいたという満足さに満ち溢れていた。

運動会のような行事は、当日も大事だがそれ以上にその取り組みの過程に意義がある。改訂された教育・保育要領に新たに「幼児期の終わりまで育ってほしい10の姿」が示されたが、運動会は「健康な心と体」「自立心」「協同性」「規範意識の芽生え」「言葉による伝え合い」「社会生活との関わり」などが含まれ、私達はその項目の内容を大事にして取り組んでいる。

仁王小学校はじめ保護者の皆様方のご協力に感謝します。

令和5年9月22日 園長坂本信行 

私立学校法の改正

私立学校法の改正   

 私立学校法の改正が今年4月参議院で可決され、5月8日に公布された。令和7年4月1日からの施行なので少し時間があるが、それに向けて、当園の寄附行為等の改正も必要になる。それが現在の懸案事項である。通例であれば関係機関の説明会等が企画されるが、今のところ動きがみられない。

寄附行為の改正には理事会や評議員会での議決が必要で、その段取りを計画的に進めなくてはいけない。

文科省ホームページに掲載されている改正概要が8月1日付けで更新されたので、早速ネットで調べてみた。それによると令和6年1月をめどに文科省から寄附行為の改正例が提示されるとのことなので、それを待っての作業を令和6年に行わなければならない。

令和5年9月8日 園長 坂本信行 

しつけは、あせらず、あきらめず

しつけは、あせらず、あきらめず、明るく、温かく

 5月に実施した子どもたちの就寝時間等の生活実態調査結果はすでに保護者にお知らせしたが、この度再度結果を見直した。

自由記述欄に47名の方からの記述があったことは、幼稚園の呼びかけに対し、保護者が子どもの生活リズムの確立に向け関心を持ち取り組んでいるととらえたい。保護者に感謝しなければならない。

記述内容は、もう少し早く寝かせたいが子どもが遊びたがり難しい、親の帰りが遅く親を待っている、寝付くまで時間がかかる等、取り組みの苦労が書かれていた。この種のしつけは、一回の指示で望ましい行動を取れるようになることはまずありません。何回も何回も、同じことを繰り返し、「あせらず、あきらめず」、長い目で少しずつ望ましい行動に導くことが肝要です。そしてそれができるには、家庭の安定と子どもが親に好かれているということが感得できるような「明るく、温かい」家庭の雰囲気が大事です。しつけは、「あせらず、あきらめず、明るく、温かく」です。私は、これを頭に「あ」のつく四つのことばなので、「あ四の取り組み」と呼んでいます。これは、「足」を使った(体を使った)取り組みで、口先だけの取り組みではなく行動を伴った取り組みを意味しています。

令和5年8月25日 園長坂本信行 

卒園生の活躍

卒園生の活躍

 この頃の岩手日報を見るのが楽しい。それは卒園生の活躍が掲載されているからである。8月6日は圧巻で、11面は卒園生二名の写真入りでの活躍でした。全国高校総体の相撲個人戦100キロ級で平舘高の工藤圭太君が優勝。男子三段跳びで盛岡一校の丹野正知君が7位で入賞、どちらも大きな写真入りで活躍が紹介されていた。7日の日報には甲子園出場の花巻東高等学校野球部の開会式入場の写真も掲載され、背番号2キャッチャーの小林然君も堂々と入場していた。

令和5年8月7日 園長 坂本信行